Googleが2016年末に発表した「モバイルファーストインデックス」。
Google検索におけるページ評価の基準を、これまでのパソコン版からモバイル版へと切り替える仕様変更です。
2018年3月より順次多くのサイトでモバイルファーストインデックスへの切替が進んでおり、サーチコンソール宛に通知が届いています。
現在インターネットのアクセスのほとんどがモバイルとなっている流れを受け、Googleはモバイル版でのサイトを評価し、インデックス、ランキングを行います。
そしてGoogleは2020年9月に全てのサイトのモバイルファーストインデックスへの移行を開始すると公式ブログで発表しました。
Announcing mobile first indexing for the whole web
2020年9月には準備が出来ていなかったとしても、強制的にモバイルファーストインデックスへの切替が実施されます。
Googleの発表では、モバイルファーストインデックスへの対応方法として以下を紹介しています。
サイトのタイプ |
|
パソコン版のみのサイト |
変更なし |
レスポンシブで構築しているサイト |
変更なし |
モバイル版or パソコン版で別々のURLのサイト |
モバイル版URLを優先してインデックスに登録するため、 パソコン版と同等のコンテンツを用意する必要がある |
動的な配信をしているサイト |
モバイル用に最適化されたコンテンツを優先してインデックスに登録するため、 パソコン版と同等のコンテンツを用意する必要がある |
これまでは多くのサイトで採用されていた「別々のURL」「動的な配信」ですが、簡易なモバイル版対応や、パソコン版に比べて主要なコンテンツを省略しているモバイル版サイトの場合、モバイルファーストインデックス切替後は著しくサイトの評価落としてしまう可能性があります。
そのため、モバイル版とパソコン版に同等のコンテンツを用意しなければなりません。
モバイルファーストインデックスにはレスポンシブが最適
「別々のURL」「動的な配信」では生成されるHTMLが別々なために、上記のような対応が必要となります。
しかしレスポンシブで構築しているサイトの場合は生成されるHTMLは1つとなり、必然的にモバイル版、パソコン版と同一のコンテンツを用意することができます。
レスポンシブで構築しているサイトがモバイルファーストインデックスで何も変更する必要がないのはこのためです。
これまでのショッピングカート(ECサイト)の問題点
分離構成が大きな足かせになっていた
これまでの多くのショッピングカートは「別々のURL」「動的な配信」で、いわばおまけ的にモバイル版のECサイトを構築していました。
別々に作るデメリットはモバイルファーストインデックスへの対応が必要なだけでなく、
・ページの更新
・新規ページの追加
・特集ページ作成
・デバイスに合わせた最適な画像作成
などそれぞれを構築するコストも発生します。
こちらをレスポンシブで構築すればモバイルファーストインデックス同様、モバイル版、パソコン版を共通して構築することが可能になります。ECサイト運営にとって本当に必要な業務に集中することができます。
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